心理

【すぐ諦める人の特徴】諦めない方法を徹底解説

こんにちはワニパパです。

何か新しい事に挑戦してもすぐに諦めてしまうそんな自分が嫌だ思う事はありませんか?

今回は物事をすぐに諦めてしまう人の心理とやりがちな行動を分析し、すぐ諦めてしまう自分の変え方を解説します。

この記事の見れば『すぐ諦めてしまう』をやめる方法が得られます。

すぐ諦める人は今できる事しかやらない人

はじめに「すぐ諦める人」は

世の中の努力家やすごい才能をもった人達と自分を比べて
『なんで自分はこんなに何もできないのか』
と悔しい思いをする事がたくさんあります。

だいたい自分で原因はわかっていて

『いつも努力が続かなくて何もスキルを持っていない』につきます。
簡単にいえば努力を諦めてしまうことへのコンプレックスなのです

悔しくて自分を変えたくて何かに挑戦する事はあっても
その道のりの難しさを理解した途端に足を止めてしまいます。

なにか分からない事があり調べても理解できず『こんな自分にはこの先やっていける訳がない』と考えまた挫折するのです。

そして何もレベルアップしないまま毎回終わるので思考力が備わっておらず努力の土台にすら立てず終るのです。

故にいつも『自分ができる範囲の事』しかやらないので、いつか違う事にチャレンジしても続かないのです。

つまり上記をまとめると『すぐ諦める人』は『今できる事しかやらない人』ともいえます。

経験値を得られるかは環境しだい

今できる事しかやらない原因は

『今の実力以上の事ができた体験』があまりに少ないからです。

簡単にいえば経験値が少ないのです。

素晴らしい環境で育つと『経験値』をはぐくみながら若くして努力のレールにのることができるのです

甘やかされた環境や、なにもしない事が当たり前の人達の環境で育つと
人は経験値が極端にすくないまま大人になっていきます。

そのためすぐ諦める人は本人だけが原因とは一概に言い切れないと筆者は考えます。

諦める原因は人間の基本機能

不快な事には拒否反応が働く

そもそも何故『諦める』という選択肢をとってしまうのでしょうか。

これは人間の基本的な機能に原因があります。


『不快な事には拒否反応が出る』
というものです。

暑かったら涼しい場所に行きたいですしホラー映画で怖いシーンになったら目をつむりたくなりますよね?

当たり前ですが、何かに挑戦する時にも悩んだり面倒くさいと行った不快がともないます。

不快の量と拒否反応の量は比例する

ここで一番理解して欲しいことは
『不快の量は拒否反応の量と比例する』という点です。

(例)

・ゴキブリだらけの部屋に入る→全力で拒否
・ちょっと汚い部屋を通りすぎる→できないこともない

といった具合です。

つまり『新しい事への挑戦』に対して『不適切な量の不快』を与えると『諦める』という量になって拒否反応がでます。超重要

この理屈が理解できていないと無意味な目標設定をして毎回あきらめることになります。

だから自分のレベルに合わせた目標設定をする事が重要です。

目標設定で拒否反応の量をコントロール

最初に聴くべきじゃないアドバイス

世の中にはたくさんのインフルエンサー達が素晴らしいアドバイスを世に発信しています。

有名人の書籍や有名スポーツ選手の言葉、YOUTUBEで観たIT社長の言葉
こうした何かしらの刺激を受けてなにかに挑戦する人も多いと思います。

『いますぐ始めろ』
『毎日やれ』
『俺たちと同じ事をやれば成功する』

諦める人も、最初はこうした有難いアドバイスに感銘して『やるぞ!』とやる気がでたのもつかのま

どうしてか最初の壁にぶちあたりリタイアしていくのがルーティンになります。

その原因として

『ハードルが高すぎる』

という可能性があります。

これは上記で説明した不適切な目標設定になります。

例えば5歳の子供に『1日10キロ走れば持久力が身に付く』とアドバイスするでしょうか?

体力をつけさせたかったら『まずは公園の周りを走ってみよう』といったアドバイスをしますよね。

仮に10キロマラソンにいきなり連れてっても最初の200メートルでギブアップしてもうやりたくないって思ってしまいます。

つまりその時点で不相応なアドバイスはむしろ聴くべきじゃないと筆者は考えます。

そこで筆者が考える最初の段階で聴くべきじゃないアドバイスは

・毎日これをやれ
・努力基準が低いからもっと上げろ
・みんなこれくらいやっている

といったタイプのアドバイスです。

これらに共通するのは『目標設定』に関するアドバイスという点です。

こちらのレベルや事情を知らない人から設定された目標を使うのは適切な目標設定とは言えません。

これらの目標は現段階のあなたのレベルにはまだ早くはないか見極めましょう。

アドバイスと目標の分離

せっかく得たインフルエンサー達の有難いアドバイスやノウハウ。

これらを無視して成功できるのか?と疑問に感じると思います。

筆者としては
『アドバイスと目標は分離して考えるべき』
と考えます。

アドバイスやノウハウは貴方が得た『知識』です。
必要な時にその知識があれば大変役に立つでしょう。

ですからインフルエンサー達のアドバイスは間違いなく有益なので、無視すべきという事ではありません。

ですが『目標』とは別にして考えなければいけません。

何故なら上記で説明した様に不適切な目標は多量の拒否反応を生むからです。

当初の目的である『すぐ諦めない』と言う目標に対しては
もっとハードルの低い目標設定をしましょう。

それは下記の項目で説明する
『小さな成果を褒める自己承認』で説明します。

小さな成果を誉める自己承認

自分の小さな成果を誉める

最初の項目で『今の実力以上の事ができた体験』が少ないと説明しました。

これは本来こどもの時に親や先生などの周囲の大人が『適切なハードルをあたえ、それができた時に褒めてあげる』
こうした教育をくりかえすことで子供に実力以上のことに挑戦させるメンタルが育まれていくのです。

ですが貴方にはその体験が少ないので今から心を育てていくしかないのです。

その方法が
小さな『小さなハードルを乗り越えた成果を褒める』です。

意味は言葉のままですが例えば以下のようなやり方です。

やったこと:挑戦をはじめる

成果:はじめた事を誉める

やったこと:何か新しいことを調べた

成果:調べたことを誉める

周りの人からしたら「なんて低いハードルなのだ」と笑われるかもしれませんが関係ありません。
しっかりやれた事を褒めてあげましょう。

この自分を誉めて認める行為を自己承認といいます。

何事に対しても自己承認ができなければ成長はありえないのです。

ポイントは周囲からの目線は気にしないことです。

上記より最初の目標設定で望ましいのは少し大変だけど確実にクリアできる事が望ましいです。

『はじめる事』とか『1週間やってみる』といった事ですね。

ここでは『自分を褒める』状況をたくさん作る事が重要です。

自ら他人に誉めてもらいに行くのはNG

何か挑戦を始めて、時には『頑張ってるね!』と応援してくれる人が周りにいることもあります。

とても嬉しい感情になりついつい何か進展があると報告したくなりますよね。

ですが最初のうちから他者に誉めて欲しいと思う行為はとても危険です。

目的が『褒めてもらう事』になってしまい『褒めてもらえなかったら不快になりやる気がなくなる』と言う問題が発生するからです。

これは他社承認欲求といい、他人に依存した状態になります。

周囲が勝手に気づいて誉めてくれる分には良いのですが、自分から求めに行かない様に注意しましょう。

実は前項で説明した他人の目線が気になってしまう人はこの他者承認欲求が強い傾向があります。

成長スピードは途中から上がる

目標を焦らない

目標があまりに小さかったり、他者から何も反応がないと

『成功するのに何年かかるの?』と焦る気持ちが出ますよね。

安心して下さい、ある程度継続できてしまえば途中から成長スピードは上がるのです

例えば貴方が水泳選手を目指してるとします。

泳ぎ方を覚えるために最初は水に入る練習以外にやる事はありません。
ですが水にさえ慣れてしまえば

クロールの練習をしたり平泳ぎの練習をしたり飛び込みの練習をしたりと練習できる種目の幅が広がります。

色んな泳ぎ方に手をだしてる内に好きな種目が見つかったりします。
その種目を伸ばす練習をすると成長スピードは一気に早くなる訳です。

この様にやれる事の幅が広がる事で成長スピードが上がるポイントが後から見つかるためとにかく最初は焦らない事が重要です。

焦る気持ちを利用した商売に注意

但し気をつけて欲しいのが
焦る気持ちを利用した『悪い商売』にひっかかることです。

成果を焦った人の周りには自然と『これを買えばもっと早く成果が出ますよ』といった情報があらわれます。

世の中にうまい話は無いと徹底して無視できれば良いですが
もしも話に釣られてしまった場合の最低限の対策を説明します。

自分で目利きできない場合は以下の点に注意しましょう。

・相談できる人が周りにいないか
・仮に被害をうけても問題がおきないか

この2つを確認した上で手を出しましょう。
基本的な話ですが得たいの知れない物を高額で買うのは危険すぎますので注意しましょう。

本当にやりたい事か原点をふりかえる

義務感は一番不快を与える

あなたが挑戦しようとする事が『本当にやりたいこと』か自問自答しましょう。

もしそれが『本当はやりたくない事』だった場合そこには『義務感』が発生します。

義務感とは『やらなければいけない』という自分の意思とは関係なく身体を動かす動機です。

当たり前ですがやりたくない事なのに行動に移すのは不快が伴います。

学校のテストが一番良い例です。

偶然すきな教科なら頑張れるかもしれませんが、苦手な教科は勉強したくありませんよね
ですが進学する為には赤点をとるわけにはいかないので義務感で勉強する訳です。

この不快を感じながら勉強して成績を伸ばすのは一筋縄ではいきません。

そこで貴方の成績を伸ばす方法は2つです。

・得意科目を伸ばして全体を底上げ
・その教科のメリットを調べて意識を変える

1つは得意科目を伸ばして成績の平均を上げる方法です。

筆者としては現代社会ではこの方法が一番ベストだと思います。

もう1つは挑戦する対象への意識を変える事です。

好奇心に切り替える方法

意識を変える方法はその挑戦をする事のメリットを調べる事です。

例えば英語が嫌いなあなたが英語の勉強をするのは義務感が伴うでしょう。

しかし英語を勉強することで

・海外旅行で楽しめる
・就職先の幅が広がる

など夢が増えたらどうでしょうか?

勉強する事がワクワクすることに切り替われば貴方が英語を勉強するのは『義務感』から『好奇心』に切り替わるのです。

好奇心が原動力になっている間は『不快の量』が極端に減ります。

ゆえに不快が少ないため拒否反応が少ないので諦める可能性が激減します。

『好きこそものの上手なれ』という言葉がありますがまさにこの機能を利用するのが良いという発見をした先人の知恵なのです。

結論としては挑戦する前に

『本当に自分はそれがやりたいのか?』
『挑戦することのメリットは?』

これらを考える時間をかける事が諦めない心を作る上で最も重要になります。

まとめ

これまでの事を以下にまとめます。

・諦める人は経験値がほぼゼロ

・不快の量と拒否反応の量は比例する

・高すぎる目標設定が拒否反応を最大にする

・わずかな成果を誉めて自己承認を繰り返す

・少しレベルが上がれば成長速度が増す

・本当にやりたい事かを確認する

これらを理解し実行すれば『すぐに諦める』という事はやめられると思います。

いかがでしたでしょうか?

『すぐに諦める』のメカニズムを詳しく説明しましたが思いあたる事はありましたか
ぜひ貴方の目標設定や考え方を明日から見直してみて下さい。

あなたの挑戦が諦めることなく継続されいつか花が咲けば良いなと思います。

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