心理

【夫婦生活】夫が本音を話さない時の対処法

こんにちはワニパパです。

『私の夫はなぜ心に思っている事を教えてくれないの?』

日常生活から夫婦喧嘩まで自分の夫が本音を話してくれないと感じた事のある女性(妻)は多いのではないでしょうか?

いかにレディーファーストとはいえ夫が本音を話してくれず『私のせいで我慢させてしまっている』と感じるのはとても心苦しいと思います。

今回は人間の心理について長年調査してきた筆者が、長い夫婦生活の実体験を通して得た知識も合わせて

夫の目線から『なぜ夫が妻に対して本音を話さないのか』をパターン別に解説します。

この記事を読めば夫が本音を話してくれず悩む事は少なくなると思います。

またどうやったら本音を話してくれるのか?についても同時に解説していきます。

本当に意見が無い

そもそも本当に意見が無いことが多々あります。

夫が本音を話してくれないと感じているのは貴方の主観でしかありません。

人間の心の中は目に見えませんから本当に意見があるかどうかは本人にしか分かりません。

心理学や脳の構造的にも女性のほうが相手の表情を読んだり、勘が鋭いと言われています。

とはいえどんなに観察力が鋭くても「絶対」はありませんので、そんな勘を頼りに夫に詰め寄るのはNGです。

言いたい事が無いのに「言いたい事があるなら言って」と詰められては不快になるだけです。

このタイプは本当に意見がないので問い詰めてもなにも意見はでません。

言うほどの事では無い

自分の意見を『言うほどの事ではない』と考えているパターンは非常に多いです。

このパターンの心理例は以下

【言う程の事ではない心理】

・本当にどうでも良い意見で言葉にするのすら面倒である

・細かい事をいちいち意見するのは器が小さいと思われる

一緒に暮らす妻からすると「その些細な意見でも言ってほしい」と思うかもしれませんが
夫にはプライドもありますので見逃してあげましょう。

最後まで問い詰め続けると「言うほどのことでもない意見」がでてくるかもしれませんが、その頃には腹を立てているかもしれません。

このタイプから本音を聴きだす時は最初の方から「どんなに些細な意見でも良いから教えてほしい」と優しく聴きましょう。

ポイントはその意見にも価値がある事を分かってもらうことです。

協調性や場の空気が大事

自身の意見を発することよりも、相手の意見を尊重したり場の空気を読むことが重要と考えているパターンがあります。

その手の人には堂々と「意見を言ってくれた方が助かる」とこちらの意思を伝えれば案外発言してくれる様になったりします。

ポイントは如何にこちらが助かるかを伝える事です。

相手の意見を尊重することが大事なので「発言すること」が尊重することに繋がると分かればそうしてくれます。

但しデフォルトで発言してくれるタイプに切り替わる訳では無いので、毎回「ここで意見がほしい」と伝えないと言ってくれないこともあります。

またこの後に説明する「自己犠牲タイプ」と見分けが難しいので注意です。

自己犠牲の方が楽

他人と意見がぶつかったり揉めることが嫌だと考えているパターンがあります。

これは協調性とはまた違ったタイプで、目的が相手を尊重することではなく相手と揉めないことにあります。

喧嘩や相手と意見をぶつけるのが嫌いな平和主義者に多いのですが、どんなに大きな本音を持っていても他者とぶつかるくらいなら簡単に我慢する傾向があります。

優先順位が他者との衝突を避けることなので「意見を言ってくれないと困る」と言うことで言葉がでてきたりします。

ポイントは意見を言わないとこれからアナタと衝突するかもしれないと思わせる事です。

但しあまり威圧的に聴くと、今度は恐怖心から本音を言えなくなる可能性があるので注意しましょう。

自分の意見に自信がない

本音は持っているものの、その意見を本当に受け入れてもらえるか自信がなく本音を隠してしまうパターンがあります。

夫本人の自己肯定感の問題なので、このタイプから意見を聞き出すのは厄介です。

普段から小さな成功体験を身につけさせる事でしか自分の意見に自信をもてる様にならないので、本音を聞き出すには日々の接し方が重要です。

日常生活で夫の意見をできるだけ聴いて、肯定や承認を繰り返してあげることが必要です。

ポイントは妻のアナタになら自分の意見を発しても認めてもらえると前向きになってもらう様な関係づくりを目指す事です。

妻が恐くて本音が出せない

妻が恐くて本音を話せないパターンがあります。

上記の「自分の意見に自信がない」タイプとは関係なく、本音を言えない原因が受け取る側(妻)にある場合です。

実は夫が妻に本音を話せない原因で最も多いと言っても過言ではありません。

例として以下のマイナビニュースの引用記事をご覧ください。

既婚男性に「あなたは恐妻家ですか?」と質問したところ、「恐妻家だと思う」と回答したのは13.0%だった。年代別に見ると、20代が10.8%、30代が13.9%、40代が16.4%、50代が9.0%だった。

出典:マイナビニュース(既婚男性13%が「自分は恐妻家」と回答 -「妻が怒って怖い」「逆らえない」)より

既婚男性の約10人に1人が妻を恐いと感じているのです。

当たり前ですが、恐いと感じている相手に対して本音など話せるはずもありません。

なぜなら意見を否定されたり衝突するのが恐いからです。

夫の意見を受け入れない妻には大きく3種類のタイプがあります。

【3つのタイプ】

・負の感情を見せて意見を受け付けないタイプ

・相手の意見を聴く形はとるが結局自分の意見を通すタイプ

・後から不満なことを態度であらわすタイプ

このパターンで夫の本音を聴くには「自分の言動を改善する」しかありません。

改善するためにもこれらのタイプを詳しく解説していきます。

【6-1.負の感情を見せて意見を受け付けないタイプの妻】

いわゆる「怒ってキレる」だったり「泣く」などの負の感情を表に見せて
相手に意見を言わせる状況を作らなせないタイプです。

明らかに冷静でない相手に夫は意見を言えると思えるでしょうか?

もしかしたら夫が意見を言わないのではなく、妻であるアナタの負の感情が見た目に出ていて言えない可能性があります。

相手の本音を聴きたいと思うならまずは冷静になって落ち着いた仕草で会話しましょう。
一番簡単な改善方法は「笑顔」で会話することです。

怒りと捉えられる可能性があるので「真顔」でも駄目です。

【6-2.結局自分の意見を通すタイプの妻】

相手の意見を聴いたり、会話にはなるものの「最後は自分の意見を通す」タイプです。

このタイプは相手の話を聴く予知があるため改善しやすいのですが、あまり自分の意見を強引に通している自覚がないことが多いです。

夫からは「どうせ言っても無駄だ」と思われており、自身で気づくしかありません

改善方法としては定期的に夫の意見を肯定するように意識することで自然と本音を話てくれるようになります。

【6-3.後から不満なことを態度であらわすタイプの妻】

夫の意見を採用するものの後から不満を態度であらわすタイプです。

このタイプは相手の意見を賛成する形をとるので一見理解ある妻に見えるのですが
その意見に不満がある時に「態度」で抗議しています。

それは事実上賛成していないのと同じ行為をしています。

このパターンは陰湿なので、夫の立場としてはストレートに否定されるよりもストレスとなります。

不満な態度で「私はアナタの意見に従ってる」なんて素振りをされた日には夫の内心は怒りが湧くでしょう。

このパターンが続くと「自分の意見が通ると嫌な気分になる」と認識され、いつしか本音を話てくれなくなります。

改善方法としては、賛成したくないのならその場でハッキリさせる事です。

いってしまえば夫に本音を話して欲しかったら、自分が本音でぶつかる必要があると言う事です。

 

 

いかがでしたでしょうか。

夫が本音を話してくれないのは夫に原因がある場合や、聴き手である妻側に問題がある場合があります。

場合によっては今回紹介した要因がいくつも重なっている場合もあります。

もし夫が本音で話してくれないなと感じたら、是非夫と自分の両方を見つめ直してみて下さい。

また別の記事では夫ではなく妻が黙ってしまったり、怒った態度になった時に思っている事を聴くための方法も紹介しています。

記事を読んでいただいてありがとうございました。