こんにちはワニパパです。
職場で身近な社員がお局様(おつぼねさま)にいじめを受けていて、助ける方法が分からず
悩むことはありませんか?
今回はそんな誰かを助けたいと思う正義感の強いあなたに、私の長い会社員生活で得たおつぼね様被害者を助ける方法を解説します。
【はじめに】
まず私自身が長い会社員生活で被害者になった事があります
さらに同じ様に被害者になった社員を助ける事に成功し被害者は今も元気に出社しているという実績があります。
当時は(現在も)お局様の対処法のネット記事を沢山見つけましたが『被害者を助ける方法』が全然なかったのです。
つまりだいたいの人が『自分でなんとかしろ』というスタンスなのです。
またそうした記事で多いのが
「スルーする」「専門機関に相談する」「パワーハラスメント行為として記録をとり訴える」といった手段を紹介しています。
もちろん間違いではありません。
筆者も基本的にはそうした方法を被害者に実行させるのが一番の近道だと思います。
しかし『外部に相談』や「訴える」といった手段は気が弱い人やプライドのある人は簡単に決断できないのです。
また他人の為にお局様を敵に回すのは自身を危機にさらすリスクがあるだけで何も得は無いです。
故にこの記事の内容を必ず実行すべきとも言えません。
でも被害にあった人は必ず『味方が欲しい』と思うのです。
少なくとも被害にあっていた筆者は当時こう思っていました。
『お局 職場 いじめ 助ける』などのワード検索でこの記事にたどり着いた人は、損得勘定なしで身近な社員を助けてあげたいと思っていると思います。
この記事ではそんな正義感の強い優しい人達のために被害者を助ける手順を6ステップに分けて説明します。
読んでいただければお局様からいじめを受ける人を助けるコツが掴めると思います。
またゴールは被害者がある程度安心して仕事ができる様にする事です。
どうか明日も不安な気持ちで出社する被害者を助けてあげて下さい。
【お局様の特徴】
お局様とは一般的に職場で一定の立場につき自分より弱い立場の人に対し『いじめ』を行う女性社員を指し、この記事でもこの定義を使います。
いじめ方の特徴として以下があげられます。
・標的のあら探しが好き
・見えない所での被害者への差別対応
・立場を利用した圧力
・周りの人間を使って被害者の立場を悪くする
・被害者以外にはやさしく、仕事も頑張るため職場の評価が高く、意図してその状況を作り出す天才
・職場の情報通であることをオープンにして裏で悪口を言っても全て筒抜けであることをアピールする
また厄介なのが、これらを『堂々としても責任問題が起こらない様に理論武装している』という点があげられ、本記事ではこれらの特徴を持っている事を前提とします。
【例:差別系のいじめ】
・特定の仕事において他の人には必要以上に親切にする。
・ターゲットには普通に相手をする。
これやられたら凄く不愉快になりますよね?
不快だと指摘した場合の理論武装が以下
・『普段の行為は親切心でやってて余裕がある時に親切にしてるだけ!別に差別してる訳じゃない。必要な仕事はきっちりやっている』
このスタンスでは上司ですら注意できないのです。
では以下よりそんなお局様の標的になった被害者を助ける6ステップに入っていきます。
【現状の確認と声かけ】
まずは被害者の被害の度合いを確認し声をかけます。
【現場の確認】
いきなりで申し訳ないのですが、被害者が既に重度のうつ病の症状がでていたり、強引に出社を拒む様な状態なら既にアナタにできる事は無いので、上司との相談や厚生労働省の相談窓口などに連絡する様促して下さい。
もちろんそうで無い場合でも被害者が自らそうした相談ができそうであればそれでもかまいません。
ここではまだそれほどには至ってない場合を想定して進めます。
また通常ならイジメを発見する所からスタートしますが、この記事では被害者の実態を知った段階からのスタートとします。
【声かけ】
まず声をかけるにしてもある程度被害者との信頼関係がないと逆に傷つけてしまう可能性があります。
『いじめられてるの?』と聴くのではなく、明らかに被害者が何か被害を受けた直後に『お局さん本当に腹たつよね』とお局様と敵対意識があることが明確に分かる様な内容で声をかけましょう。
被害者が本当に傷ついていればそこで『同じ気持ちの人がいた』と感じその後の話しを聴いてくれるはずです。
ここでポイントとして
『イジメ』という言葉は使わない様にしましょう。
被害者にもプライドがありますので注意しましょう。
また声をかける時は絶対に周りに悟られない様に配慮しましょう。
【裏で味方になる】
声をかけた後はしっかり味方になってあげましょう。
例えば声をかけた後の会話で
『そうですよね』
『わかりますか?』
などと被害者が会話に乗っかってきたら
『今の状況を観ていてすごく不快なのです』といった具合で同じ様にお局様に敵対意識を持ってますと立場を明確にすると被害者も話やすくなります。
ここまで出来るとだいたいの場合で被害者と二人になった時にお局様の愚痴や文句を言い合う場になります。
既にこの時点で被害者としては相談できる味方が一人できたのだとかなり安心します。
ですがこの状態を周囲に悟られてはいけません。
被害者はお局様にイジメられているという事実をオープンにされたり、誰かに相談しているという事実そのものがお局様に伝わるのが嫌なのです。←超重要
ゆえに味方になるのはあくまで裏側だけにしましょう。ストレートに『お局に伝わると面倒だからこの手の話は裏でしましょう』と提案してあげるとベストです。
助ける側には多少に演技力も必要となります。
【表でも少し味方になる】
あくまでお局様に全く悟られない様に十分に注意しながら表の場面でも味方をしてあげましょう。
例えば被害者がお局様に何かを聴かないといけない場面で、代わりに聴いてあげる等です。
もちろん被害者がそれを知りたがってる事は全くの秘密です。
但しあまりやりすぎると目立つので、頻度は被害者と相談しながら決めましょう。
【あら探しポイントを減らす】
お局さまは被害者のあら探しを常にしています。
そこでお局様に少しでも粗探しされない様にお局様のチェックポイントを減らしてしまうの
例えば色んな人がお局様に書類を持っていくシーンがあったとしましょう。
・他の人には書類を出した時に何か不備があると優しくどこが間違ってたか説明する
・ターゲットには何も言わずただつきかえす差別をする。
差別ではない、見直すのは自分の仕事!という主張を盾に正論攻めでイジメをする
こうした場合があったとしたら正攻法で対策してしまいましょう。
書類不備の対策、マニュアル作成及びチェックリストやセルフチェック体制の見直し。
書類の自動化などを行いましょう。
もちろん全てのいじめのパターンでこうした対策ができる訳ではないですが、何か改善できる所は全てやりましょう。
【自分以外にも相談できる相手を1人増やす】
ここまでくると貴方1人では様々なパターンに対応しきれない事がでてきます。
そこでお局様対策の協力者を1人でも良いので見つけましょう。
コツは同じ境遇の人を見つけて仲間に引き入れる事です。
何故もう1人増やすのが有効かというと
・1つのグループとして成立していた方が安心するという点
・お局様対策のカバーは人手が多いほど楽
案外これが馬鹿にできない効果を生むのです。安心感がものすごく上ります。
ポイントとしてお局様と親しくしてる人、口が軽そうな人、噂話が好きな人はやめておきましょう。
なんらかの形でお局様に伝わる可能性があります。
正直ここまでで十分に被害者が仕事をしやすくなる環境は整っているので、次のステップが難しい人はここまでで大丈夫です。
【副業か勉強を勧める】
最後のステップです。
被害者の気持ちとして実はこうしたものがあります。
「ずっとこのままだったらどうしよう」
どうしてこう考えてしまうかというと、自分はずっとこの職場で働きずっとお局様がついて回るのだと勘違いしているからです。
当たり前ですが貴重な人生をそんなお局様の事を考える時間で消費するのは無駄以外なにものでもありません。
私のお勧めは「副業」又は「スキルを身につける勉強」をお勧めする事です。
すぐにその職場をやめる事を考えるという意味では無いです。
副業や勉強をする事で以下の良い効果がうまれます。
・スキルが身につく。
・この職場がなくなっても次のステップを考えられる様になる。
・お金を稼げるし真剣になれる。
特にスキルが身に付く事によって自分の職場以外へのステップアップがイメージできるのでお局様が嫌なら辞めてもいいやという安心感がでます。
また間違いない事ですが
「副業」は本気で稼ごうとすると本業より集中力と時間が必要になります。
その領域に入ると本業のつまらない人間関係が本当にどうでもよくなります。
私としてはこれが最も効果のある助け方だと思います。
少なくとも私はブログをはじめて自分の時間優先になり人間関係の半分以上はどうでもよくなりました。
よければ他記事で”自宅でできる自己研鑽”を紹介してますのでよければそちらもご覧下さ
い。
私と同じ様にブログを初めてみたい場合は
”PCの知識ゼロでもブログをはじめられるのか?”をご覧下さい。
いかがでしたでしょうか?
どこの職場にもいるお局様ですが、その被害者を助けるのには細やかな配慮やテクニックが必要で大変なのです。
それなのにもし助けても貴方に大きなリスクはあってもリターンは無いでしょう。
ですがもし貴方の道徳心が働き被害者を助ける行動にうつそうと迷っているのなら
この記事が少しでも役にたてれば幸いです。
大変長くなりましたが読んでいただいてありがとうございます。