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【新入社員必見!】個人情報を狙う詐欺電話に注意

こんにちはワニパパです。

4月に入り下ろしたてのスーツを着た新社会人達が街を歩く姿を見かける様になりましたね。

さて新入社員になって会社での最初の試練と言えば「電話対応」ではないでしょうか?

はじめの内は毎回緊張しながら電話をとり問合せに答えるのに必死かと思いますが

実はそんな余裕の無い新入社員を狙った巧妙な詐欺電話がこの時期は増えやすいのです。

今回はそんな詐欺電話の特徴と対策方法について紹介します。

この記事を見れば明日から怪しい電話に引っかかる事なく存分に業務に集中できると思います!

 

詐欺電話は普通に会社にかかってくる

新社会人の皆さんは意外と思われるかもしれませんが詐欺と思われる怪しいセールスの電話や謎の勧誘電話は割と普通に会社にかかってきます。

私は2,3年電話をとるべき部署にいましたが明らかな詐欺や勧誘を目的とした電話が2件、少なくとも相手の会社名、名前もよく分からないままセールスを始める意味不明な電話も2件くらい取りました。

なのでまずは新入社員の皆さんは明日には怪しい電話がかかってくる可能性があると警戒心を持ちましょう。

会社名を名乗らない又は聞き取れない声で名乗る

詐欺電話の特徴として「会社名を名乗らない」又は「聞き取れない声で名乗る」いった特徴があります。

まず会社名や名前を名乗らずに話を進めたりする場合が一番要注意です。

電話の例1

「もしもし?株式会社○○の○○様でしょうか?4月から入社された会社員の方に必ずご案内している保険商品のご説明をしたいのですがお会いできる時間はございますか?」

こんな感じで名前も名乗らないで話を進める電話は速切りでOKです。

また上記のもしもしの後によく聞こえない声で

「もしもし?株式会社○○ほにゃらら〜ですが」と始まるパターンもあり、会社名をちゃんと聞き取れないまま話が始まるパターンも要注意です。

但しこちらの場合は正常な電話でもシンプルに滑舌が悪くて聞こえない事や周りの騒音で聞こえない場合もありますので、そうした場合との比較が難しいのでこの段階で詐欺電話だと決めつけるのはよくないです。

こうした場合は何度でも会社名を聴き直して完全に相手が誰だか分かるまで相手の次の話は無視してOKです。

聴き取れないこちらにも非があるのかもしれませんが、ちゃんと聞こえる様に努力しない相手も悪いのです。

 

とにかく個人情報を聞いてくる。

会社名、部署名、名前、定時時間、お住まいの住所、個人の携帯電話番号、メールアドレスなど自然とこちらの情報を聞いてくる場合は要注意です。

少し長いですがテンプレに近いやりとりをご覧下さい。

電話の例2

「もしもし?ほにゃららですが株式会社○○の○○様でしょうか?今年入社した社会人の方に必ずご案内している保険商品のご案内をしたいのですが、本日の定時後にお会いさせていただく事は可能ですか?」

「すみません社名が聞き取れなかったのですが」

「電波が悪くてうまく聞き取れない様なので、個人のお電話などお持ちであればそちらに一度掛け直したいのですが番号を教えていただけますか?」→電話番号がバレる

または

「すみません時間がありません」

「お時間の都合が合わない様なので、後日ご自宅の近くにお伺いしたいのですが、今はご実家にお住まいでしょうか?」→自宅地域や実家住まいである事がバレる

「すみません本当に時間がないので失礼してよろしいですか?」

「ああそうですか、ではお会いするのは諦めるのでせめてご案内のメールをしたいのでメールアドレスを教えていただけますか?お時間がある時に見てもらえれば良いので」→アドレスがバレる。

ポイントとして人は何度も断ると「申し訳ない」という心理が働き最終的にアドレスくらいならと相手の小さい要求に応えてしまう可能性がありますので、会話はできる限り長引かせない事も重要です。

どれだけ申し訳なくてもよく分からない相手に絶対情報を開示してはいけません。

連絡先の情報源が怪しい

そもそも相手は何故会社の番号と自分の名前を知っているのでしょう?

理由は様々ですが、どこかしらに漏洩した自分の情報からかけられている可能性が高く、ほとんどの場合は正常なルートで仕入れた情報ではありません。

なので電話がかかってきたら「何故わたしの連絡先を知っているのか?」とストレートに聞いてみましょう。

だいたい多いのは「弊社の顧客情報に登録がありまして」とか「○○サービスの名簿に登録がありまして」といった既にどこかに登録されているのを見て電話したという流れです。これを言われたらそんな所に登録した覚えはないので切らせていただきますでOKです。

とにかく会いたがる

上記の例文でもある通り、この手の電話はとにかく会いたがる傾向があります。

もちろん断られる事を折込み済みで罪悪感を積み立てる目的もあるのですが

とにかく相手の情報や目的がハッキリしていなければ絶対会ってはいけません。

特に電話相手が女性で、会っても最悪逃げれば良いだろうと思って油断して待ち合わせ場所にいったら怖いおじさんがいて強引に何かを買わされるという事もあります。

最悪の場合取り返しのつかない問題に発展する場合もありますので、直接会うのは絶対に問題無い事が分かるまではやめましょう。

相手の情報や目的がハッキリしていて問題無いと判断できても、本当に興味のある内容で無い限りは会うだけ時間の無駄です。本当に得する情報は自ら探しにいきましょう。

 

対策方法:相手の情報が正確に分かるまで絶対に質問に答えない

ここからは詐欺や怪しい勧誘の回避・対策方法ですが

基本的には「相手の正確な情報が分かるまで一切話を聞かない」で大丈夫です。

また漏洩した情報が例え貴方の個人情報であっても、貴方は既にその会社の社員なのです。仮に業務中に何か大きなトラブルに巻き込まれれば会社にも責任が問われる可能性もあります。

最低限相手の「会社名」、「名前」、「目的」が正確に分からない内は一切相手の話を聞かなくてOKです。

またわかった所で業務と関係なければ「業務中ですので失礼します」と問答無用で速切りでOKです。

うまく対処方法を思い出せなくて混乱してしまったら、「すみません少々お待ち下さい」と一回保留にし、「よく分からない電話がかかってきた」と周りにいる人にその場で相談しましょう。

 

いかがでしたでしょうか。

新入社員の皆さんはもしかしたら今日や明日から電話をとるかもしれません、怪しい電話がかかってきたらこの記事を思い出して冷静に対処をしましょう。