こんにちはワニパパです。
お酒が飲めないという理由だけで会社員生活に不安を覚える人達はたくさんいると思います。
特に飲める人との「飲めない」の定義に大きな差が有り、お酒を拒否する事で「空気が読めない」と人格を疑われてしまうなど辛い思いを体験してきた人にとって、就職した会社でお酒が原因で人間関係に影響が出たらどうしようと悩む人も多いはずです。
今回は下戸にも関わらず7年間も営業マンを続けてきた私が、お酒が飲めなくても問題なく社会生活を送れるための考え方や行動の仕方をご説明いたします。
この記事を読んでいただければ「会社員でお酒が飲めない事はメリットである」という新しい価値観をご理解いただけるはずです。
ちなみに筆者はビールを口に一回含んだ程度の量で気持ち悪くなり吐いてしまうレベルで、この5年間一滴のお酒も飲んでいませんが、すごく快適なサラリーマン生活を送っています。
お酒が飲めない人の不安や不満の声
お酒が飲めない人の心の声を紹介します。
「同僚や上司とのコミュニケーションが不足したらどうしよう」
「飲み会でお酒を拒否したら非常識と思われないか」
「自分一人だけお酒を飲まない事で場の空気がしらけないか」
「お酒を飲めない事で集まりに呼ばれなくなり会社で孤立しないか」
「居酒屋のご飯美味しいのに入れないのが辛い」
「お酒飲めないのは人生損してるとか言われる」
私は本当にお酒が全く飲めないので世の中の下戸達の気持ちが痛いほど分かります。
上記の声は全て私が思ってきた事ですが、飲めない人の心の声とほぼ一致していると思います。
何故なら何年も同じ気持ちを共有できる人達を探し「お酒 飲めない」で検索し続けたからです。
ですが安心して下さい、以下よりお酒が飲めない事のメリットや考え方をご説明します。
もはや時代はお酒が飲めない人の方が立場が強い
近年お酒を取り巻く社会の見方が大きく変わっている事を理解しましょう。
特に大きいのが「若者のお酒離れ」が急速に進行し、居酒屋などの飲食業界が頭を悩ませているニュースが多くなりました。
またパワハラ・アルハラと呼ばれるいわゆるお酒を強引に飲ませる事によるハラスメント行為が社会的に問題となったり、昨今の飲酒運転の悲惨な事故から「飲酒」という言葉に多大なる負のイメージが定着する様になってきたのです。
(ちなみにですが飲酒運転については国民の関心が高い事もあり徐々に刑法が改正され年々罰則や規程が厳しくなってきています。)
また私の実体験として、自社の役員や取引先の役員がいる様な飲み会の席で堂々とお酒を断った事がありますが、その場では「そうか」で済んだものの気になって後からどう思ったか役員に聞いてみた所、「アルハラで訴えられる方がリスクが高くて『飲んだ方がいい』なんて思ってても言えない」との事でした。また無理して飲んで、後から「上司の前だったから」という理由をつけられる方が気分が悪いとの事でした。
言われて見れば当たり前の事なのです。もし自分の後輩や部下と楽しくお酒を飲んでいたつもりが「実は自分に気を使って楽しんでいなかった」と後から分かった時の事を想像して下さい。
だったら「私は下戸です」と最初から言われた方が相手も助かるのです。
既にお酒を飲めない人の立場が弱い社会は終わっています、仮にこのご時世で飲酒を強要する素振りを見せる上司がいる会社はリスク管理ができてないので辞めてしまうか、その上司より上の立場の人に相談しましょう。
まともな経営者なら現代の飲酒に関する問題の重さを理解しているはずです。
飲み会に行かない、誘われないは完全にメリット
飲み会に行かない、誘われないメリットとして以下2つが挙げられます。
・健康面でのメリット
・自己投資の時間が出来る時間のメリット
【健康面でのメリット】
まず健康面でのメリットですが、これを説明するのは酒を飲むデメリットを説明した方が分かり易いです。
まず飲酒による健康被害と言えば「肝臓」へのダメージが代表的と思われがちですが、タンパク質や糖質を消化する消化酵素を分泌してくれる「すい臓」へのダメージもあります。
また特に現代社会で問題となるのが「うつ病」との関連です。
厚生労働省の調べでは以下の結果があります。
アルコール依存症とうつ病の合併は頻度が高く、アルコール依存症にうつ症状が見られる場合やうつ病が先で後から依存症になる場合などいくつかのパターンに分かれます。アルコールと自殺も強い関係があり、自殺した人のうち1/3の割合で直前の飲酒が認められます。
出典:厚生労働省の「eヘルスネット生活習慣病予防のための健康情報サイト」 アルコールとうつ、自殺項目より
自殺者の1/3が直前の飲酒が認められているとの事ですが、つまりは追い詰められると飲酒に走り易く、飲酒により冷静な判断能力を無くしているという見方もできてしまいます。
これらを理解していたらとても毎週末飲みに行こうとは思えないです。誘われなくて良かったと心から思えます。
【自己投資の時間が出来る時間のメリット】
毎週会社のメンバーで飲み会に行っている時間を自己投資の時間に向けたら、飲みに行った他の社員達とどれだけ差が出るでしょうか。
昭和の時代と違い現代は「終身雇用」は崩壊し、会社に所属していれば安心出来る時代は終わりました。そうした中現代のサラリーマンは副業や万が一会社を辞めても問題無いスキルを身につけるべきなのです。
例えば毎週金曜日の定時後18:00から22:00までの4時間を4週続ければ16時間です。
この16時間ものお酒の時間を自己投資に向けたら貴方の価値を相当高めてくれるはずです。
私のブログでは自宅で可能な自己研鑽方法の紹介なども行っていますのでよければ是非そちらも参考にしてみて下さい。
お酒代を投資に回せる事で将来圧倒的な差がつく
当たり前ですがお酒は無料ではありません。
例えば1日1本缶ビールを飲む方ならどうでしょうか?
多分お酒が飲めない人って缶ビール1本の値段を知らない人多いですよね?
(例)
アサヒスーパードライ 350ML 一本で220円です。(au wowma!で調査)
知ってましたか?缶ジュースと同じではないんですよ、かなり高いですよね。
1日1本これ飲んでたら週に1,540円、月に6,160円です。
この金額を積立投資に回したらどうなるでしょうか?もちろんお金の投資だけでなく毎月何か自己投資となる何かにお金を欠けてもよいです。
毎月6,160円あったら相当有益な使い道がある事は間違いありません。
私なら毎月ジム代に使って身体を鍛えます。お酒の健康被害にも合わない上に将来の健康にもなり強いては医療費の節約にも繋がります。資金面も健康面も圧倒的な差になる事は間違いありません。
いかがでしたでしょうか。
ノミニケーションと言われ久しいですが、実態としてはまだ酒飲みが大人のコミュニケーションの基本という風潮はあります。とは言え確実に時代は変わっている事は間違いありません。
おそらくこの記事を読んだ方はもう飲み会になど参加せず自分の投資に時間とお金を掛けたいと感じたはずです。
私は今日も酔っぱらった社員を横目にブログを書いて自己投資の時間を作り続けます。
ワニパパブログでは本記事の様な社会人に役立つ情報を発信していますので他の記事も是非ご覧下さい。